理事長あいさつ

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あけましておめでとうございます。 巳年となり、さっそく「脱皮するように成長したい」といったフレーズを何度か聞きました。財団も2年目に入りますので、脱皮の年としていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いします。

昨年は「こども・若者会議」を開催し、参加した20人のこどもたちが「みんなが幸せなまち」を考えてくれ、「こわか☆クリーンアップwith」と「仙台こわかフェスティバル」という2つのイベントが実現しました。住んでいる地域も学年も異なるこどもたちが、知恵と力と心を合わせ、たくさんの笑顔を生むイベントを成功させてくれたことは、一連のプロセスに伴走した財団職員にとってもうれしく、またこどもたちから大きな刺激をいただきました。

また、男性育児休業取得チャレンジ企業創出事業では4社が男性育休取得促進に挑戦してくれ、市内でこどもに関わる多様な団体にご協力いただいた調査研究事業では、「世代を超えた交流・居場所づくり」に多くの団体が力を入れておられることがわかりました。

今年は、こどもたちの声に耳を傾け、提案を形にしていくなど、こどもが参画できるまちづくりの推進や男性育休の推進といった事業を強化・拡充しながら、昨年の調査結果を受けて、多世代交流や居場所・つながりをキーワードにした取組みを始めます。また、こどもに関わる諸団体のネットワークを構築にも力を入れていきます。

この一年、「現場の視点・様々な声を大切にし、対話と共有を重ねること」を大切にひとつひとつの事業に取組んできたつもりですが、その姿勢は今年も変わりません。さまざまな機会を見つけてみなさまと対話を重ねさせていただければと思っていますので、引き続き、「仙台こども財団」をどうぞよろしくお願い致します。

理事長 湯浅 誠