9月29日(火)に、第5回こども財団サロンを開催しました。
今回は、一般社団法人manaco代表の中野柊一郎さんをゲストにお迎えし、「こどもにとっての『居場所』を考える~安心できる関係づくりと、オンラインの可能性~」をテーマにお話しいただきました。
manacoでは、6歳から18歳までのこどもたちを対象に、オンラインでの個別相談や学習サポートを行うほか、月1回程度、こどもたちの「やってみたい」という声をもとに、対面での体験活動を実施しています。
公園や川で体を動かしたり、石へのペインティングや野球、ケーキ屋さんの仕事などを体験したりと、さまざまな活動に取り組まれています。
中野さんは、教員を目指して大学で学んでいた際、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、オンラインでこどもたちとつながるmanacoを立ち上げました。
活動を続ける中で、家にも学校にも居場所がないと感じている利用者と出会った経験から、こどもが安心してつながれる居場所の大切さを強く感じたそうです。
ゲストトークでは、地域の居場所や支援の取組が増える一方で、自宅から出ることへの抵抗感や、居場所へ足を運ぶことへの心理的な負担などから、既存の居場所につながりにくいこどももいることをお聞きしました。
オンラインでは、個別や少人数で利用でき、同じスタッフが継続して関わることで信頼関係を築きやすいというお話もありました。
特に印象的だったのは、中野さんが「こどもの一人目の味方になる」という想いを大切にしながら活動されていることです。
manacoを利用したこどもたちからは、「困っている人や悩んでいる人の力になりたい」という声が聞かれることもあるそうです。自分を信じ、味方になってくれる人との出会いが、こどもたちの「今度は自分が誰かの力になりたい」という気持ちにつながっているのではないかと感じました。
その後の意見交換では、中野さんにも各グループに入っていただき、参加者同士が日頃の活動やこどもとの関わりについて情報交換を行いました。
オンラインと対面それぞれの良さを生かしながら、多様なこどもたちとつながる居場所づくりについて考える機会となりました。
ゲストの中野さん、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
次回のこども財団サロンは、10月29日(木)に開催予定です。
NPO法人ふうどばんく東北AGAIN副代表理事の富樫花奈さんをゲストにお迎えします。ぜひご参加ください!
以下のページよりお申込ください♪
こども財団サロン | 仙台こども財団