- 仙台市
- 若林区
2026.10.29
2026.10.29
2026.10.29
仙台市若林区にある「子ども第三の居場所《みらい》」を見学し、活動内容やこどもたちとの関わりについてお話を伺いました😊
《みらい》は、一般社団法人祐紀会さんが運営する、家でも学校でもない、こどもが安心して過ごすことのできる居場所です。
日本財団が全国で展開する「子ども第三の居場所」事業に採択された拠点で、同事業の拠点としては仙台市内で初めて開設されました。
運営する祐紀会さんは、障害福祉の分野で活動を続ける中で、障害のあるこどものきょうだいをはじめ、様々なこどもたちが安心して過ごせる場所をつくりたいと考えてきました。
また、令和4年からこども食堂を開催し、こどもたちと継続的に関わりながら、その育ちを支えていきたいという想いが、《みらい》の開設につながったそうです。
施設には、キッチンや学習スペース、シャワー室などがあり、食事や学習の支援に加え、料理や買い物、外出など、生活に結び付く様々な体験活動が行われています。
勉強をする、本を読む、スタッフや友達と話すなど、こどもたちはそれぞれ自分に合った時間を過ごしています。
スタッフの皆さんが何よりも大切にしているのは「対話」です。
たわいない会話や家庭での出来事も受け止め、「聞く立場」として、こどもが自分から話せるようになるまで待ちます。
利用を重ねる中で、あまり話さなかったこどもが自分から話せるようになったり、料理や洗い物を家庭でも行うようになったりする変化も見られるようになりました。
活動内容や外出先を決めるときには、こどもたちの意見を大切にしています。
難しいことがあっても、すぐに「だめ」と止めるのではなく、なぜ難しいのかを一緒に考え、こども自身が答えを出せるように関わっているそうです。
また、町内会の会合や地域行事の会場として施設を開放するほか、老人会への食事提供なども行い、地域の方とのつながりを大切にしています。
今後は、災害時に地域の方が避難・滞在できる防災拠点としての活用も検討中とのことです。
活動を続けるための財源や人材の確保、既存制度の対象にならないこどもへの支援など、現場が抱える課題についても伺いました。
必要な支援につながりにくい家庭には、弁当の配布などをきっかけに施設を知ってもらい、時間をかけて関係を築いているそうです。
見学を通して、《みらい》は、こどもが安心して自分らしく過ごせるとともに、地域の方が自然に集まり、多世代でこどもを見守るつながりを育む場所になっていると感じました。
「みんなでこどもを育てる」地域をつくろうとする皆さんの想いが、とても印象に残りました。
一般社団法人祐紀会の皆さん、貴重なお話をお聞かせいただき、本当にありがとうございました!
一般社団法人祐紀会 子ども第三の居場所《みらい》 Instagram:https://www.instagram.com/mirai_sendai/

